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製造業での歩留まりとは?改善/向上するには?

B to Bでの取引で、工業製品を販売したり、納期交渉する際、必ず出てくる言葉が「歩留まり」という用語です。
会話での使われ方は、「A製品の歩留まり(率)は80(%)ですので、安全を見て納期を1週間後ろ倒しさせてください」といった感じです。特に、購買部門や製造部門のお客様との交渉の際に使われることが多くあります。その他にも製造業の社内での販売会議、生産会議、経営会議でも製品の歩留まり率をキーとした議論が行われます。

導入 歩留まりとは何か?製品製造以外での使われ方は?

「歩留り」という用語は、一般に製造業での製品製造での良品数を意味しており、「歩留まり率」といった場合はその割合(%)になります。つまり歩留まり80%といった場合、100ケの製品を生産できる部材を生産ラインに投入した場合、合格品として出荷できる製品数が80ケ(80%)ということになります。

では、製品製造以外での「歩留まり」の考え方はあるのでしょうか? 例えば、店舗では入店した顧客に対する購入者の割合を表したりします。

また、人事部門では4月入社の新入社員が1年後、3年後、5年後に残っている割合を表す場合にも、この歩留まりの考え方は使われます。

課題 歩留率の把握は必要なのはなぜか?

「歩留まり率」を把握する必要性は、大量生産される商品を製造する場合、装置の不具合や人為的ミスにより発生する不良品がどのくらい出るかを判断することができます。つまり、歩留まり80の製品については、製品を100ケ製造する際に仕込まなければならない原材料は120ケ分必要ということになります。

また、原材料調達計画や生産計画をに立てる際、この歩留まりを反映しなければ、製造原価そして製品の最終顧客への提供納期に影響を与えることになるため、この「歩留まり」という考え方を理解する必要があります。

では、「不良品率」との違いは何でしょうか?こちらは、どちらかというと、お客様へ製品を販売し納品した際に実施される受け入れ検査での合格品に対する不合格品の割合を意味する割合になります。

解決 歩留まり改善/向上に必要なポイントとは?

工場での製造工程における歩留まりが悪化するのは、以下のような要因が考えられます。

1)製造設備の老朽化

2)原材料投入量や投入タイミング

3)製品設計上のミス

4)製造後の人為的ミス


このような場合、設備の耐用年数に起因するものであれば設備の最新化で解決する事がありますが、日頃の設備運用の方法に起因する場合は、製造工程自体だけでなく日頃の製造工程における人や設備の動き、製品設計まで遡って見直しをする必要があります。

しかし、販売系ビジネスにおける歩留まり向上に関しては、入店者に対し商品を購入して頂けなかった人の割合を向上させる方法として、商品の陳列配置を変更したり、一つ一つの商品にPOPを付けたり、レジで商品のおすすめをしてみたりすることで歩留まりが改善されるケースもあります。

いずれにせよ、製造工程や店舗販売の歩留まりは、日頃の人と物の動きをベースに日頃から現場でのディスカッションして改善していく習慣が大切です。

結論 ビジネスにおける歩留まり向上は、廃棄によるロスを削減することが重要

製造業における歩留まり向上は、様々な要素があり何を改善したら良いか判断出来ない事が多くあります。一方で、店舗ビジネスでは実施されていない施策(商品へのPOP添付、陳列方法の変更等)の実施で、歩留まりを改善することが出来ます。

実際に小売業でこのような工夫をして実績を上げているのが量販店です。さらに、量販店の中には陳列棚に視線検知センサーを設置して顧客の視線動向から売れ行きの良くない商品を顧客が一番最初に目線を置く位置に配置換えを行ったことで廃棄ロスが減少し、その結果業績が上がったという事例もあります。

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