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リーンスタートアップとはどんな手法?なぜ有効なの?気をつけなければいけないこととは?

リーンスタートアップという言葉を聞いたことはありますか?

近年の日本でも、大手企業から独立して自分でベンチャー企業を創業する人が増えてきました。
リーンスタートアップとは、元々はベンチャー企業の経営手法の1つとしてアメリカで提唱されて、独立起業のブームとともに徐々に日本でも注目されるようになりました。しかし単語は聞いたことがあっても、「具体的にどんな概念で・どうやってそれを実現しようしているのか」については知らない人が多い概念でもあります。

今日はそんなリーンスタートアップについて、どんな手法?・気をつけるべき点は?・アジャイル開発との関係は?について解説します。

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導入 元々はシリコンバレーで提唱されたスタートアップ起業における有名な手法の1つ

リーンスタートアップは、アメリカの起業家エリック・リース氏が2011年に出版した『The Lean Startup』という本でその概念を提唱して話題になりました。エリック氏は、数多くのベンチャー企業が生まれてきた起業の聖地、アメリカ・シリコンバレーにおけるベンチャー企業の倒産数の多さに問題意識を持って、ベンチャー企業やスタートアップ企業が生き残れる道を効果的に模索してビジネスプランを実現させる方法論として”リーンスタートアップ”を提唱しました。

リーンスタートアップの”リーン”とは、日本語で「無駄を省く、痩せた」の意味があります。リーンスタートアップの考えを簡単に説明すれば「必要最小限の製品を作り市場に投下して、仮説検証を繰り返し行う」となります。ここでいう”仮説検証”とは、自社の製品が想定していた顧客のニーズを満たせているのかの検証になります。

次章でより詳しい考えについて見ていきましょう。

課題 少ない資源で実行・改善を繰り返すことで、顧客ニーズに適応させていく

では、具体的にどんな手法を使って「必要最低限の製品で仮説検証を繰り返す」のでしょうか。

リーンスタートアップでは製品開発の工程を、以下の3つのステップに分けています。

①仮説構築(Build)

仮説構築のステップでは、「顧客はどんなことに困っているだろうか(=顧客ニーズ)」「どんな方法でそれを解決していけば、顧客は喜んでくれるか(=具体的な製品アイディア)」を考えます。

リーンスタートアップは”ビジネスプランを、顧客に求められる形で効果的に開発する”方法です。つまり、この仮説構築のステップでしっかりと顧客ニーズについて有効な仮説を構築できるかが最も重要になります。

あなたが有効な仮説を持っていれば、リーンスタートアップの考え方を用いれば時代に乗り遅れることなくアイディアを実現できますが、そもそもの仮説が間違っていれば、望む結果は得られないでしょう。

②計測(Measure)

計測のステップでは、実際に構築した仮説をもとに製品を”最小限”で良いので作ってみて、顧客に提供してみます。

市場に提供することで、顧客からは多かれ少なかれ製品に関するフィードバックが返ってきます。顧客からのフィードバックによって、自分達の仮説がどれだけ顧客ニーズと離れていたのかを確認できます。

重要なのは、仮説を形に出来るレベルにしたら、必要最低限の機能で良いのですぐに製品化することです。「もう少し準備ができてから…」と思っていたら、その間によく似た製品が出てきてしまったというのは意外にもよくあることです。

③学習(Learn)

計測のステップで得られた顧客からのフィードバックをもとに、「どこがニーズとズレているのか」「このギャップを埋めるにはどうすれば良いか」を考え、改善が出来たものは、またすぐに①仮説構築→②計測を行い、製品の完成度を高めていきます。

解決 リーンスタートアップの導入に際して、気をつけなければいけないこと

では、リーンスタートアップを行うときに気を付けなければならないことはどんなことなのでしょうか?

特に気をつけなければならないものをご紹介します。

①完成度の低い製品を提供して、顧客から悪い評判がついてしまう

リーンスタートアップが提唱する”必要最低限の製品開発”とは、決して完成度の低いまま製品を市場に投下するという意味ではありません。

あくまで、「顧客の悩み(ニーズ)を解決するのに必要最低限の機能のみの開発」に力を注ぐということが大切になります。

例えば「誰も迷わないナビアプリ」を開発する場合、私達がそのナビに求めるのは”案内のわかりやすさ、地図の正確性”です。

この実現のみに資源を使うのは良いのですが、開発を進めていくにつれて「案内途中の美味しいレストランも紹介しよう」という、本来の目的から逸れた無駄な機能を作ろうとしてしまうことがよくあります。

こうならないように、”自分達は何を解決したいのか”を常に考えるようにしましょう。

②顧客の意見に振り回されすぎてしまう

顧客は意外にも「自分が本当に欲しいもの・本当はどうしたいのか」といった、自分が本当に求めているモノがわかっていないことが多いです。

そのため、②計測で得られたフィードバックを全て鵜呑みにして③学習をしてしまうと、「使いづらくなった」「前の方がよかった」と言われてしまうことがあります。

フィードバックを鵜呑みすることではなく、フィードバックの裏にある「なぜこの顧客はこう思ったのだろう」という目に見えない考えを読み解くことが重要になります。

結論 リーンスタートアップ経営を導入して、移り変わりの早い市場に適応しよう

リーンスタートアップについて解説しました。

ここまでみてきてわかる通り、リーンスタートアップは「とにかく素早く顧客ニーズを掘り当てる」ことを目的にした考え方です。

いくら正確に顧客ニーズを発見できたとしても、開発が遅くては競合に奪われたり市場の変化でニーズがなくなってしまうこともあります。

リーンスタートアップは、元々はベンチャー企業やスタートアップ企業に向けて提唱された理論ですが、中・大企業でも新製品開発でイノベーションを生み出す考え方として取り入れられています。

あなたがもし製品開発に携わる人間であれば、ぜひリーンスタートアップの手法を取り入れてみてください。

しかし、初めてリーンスタートアップを導入する場合は、①仮説構築の段階で素早く開発を進めることに慣れなかったり、②計測の段階でフィードバックを分析するためのシステム導入や分析手法に戸惑う場面が出てくるかもしれません。

そんな時は、ぜひお気軽にズカイズムに相談しに来て下さいね。

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