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企業における資金調達の方法とは?12の手法を徹底解説

経営者が頭を悩ませることの一つに資金調達が挙げられます。新規事業のための資金やプロジェクト資金、給与や賃料などの短期資金など用途はさまざまです。企業が資金調達をする手法は「アセットファイナンス」「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」の3種類ですが、そこからさらに12個に細分化できます。企業はそれぞれの目的にあった資金調達手法を選ぶ必要があります。この記事では、12の手法について特徴やメリット・デメリットなどを解説していきます。

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導入 企業にとって資金調達が必要な理由とは

「新しい事業を立ち上げる」「起業する」「既存事業の業務を拡大する」──さまざまなシーンで経営者の頭を悩ませるのが資金調達の問題です。

自己資金だけではまかなえないケースが多いため、一般的には外部から資金を調達します。

具体的な手法は、「保有資産を売って現金化する(アセットファイナンス)」「負債を増やす(デットファイナンス)」「資本を増やす(エクイティファイナンス)」の3種類です。

この3つの手法は、自社の置かれている立場や世の中の動向、景気によっても大きく左右されます。

不動産や金融資産などを潤沢に保有している企業であれば、資産を売って現金化するのはそう難しいことではありませんが、スタートアップ企業やベンチャー企業の場合はそもそも現金化する手段がない場合がほとんどでしょう。

また、政府の金融政策によっては銀行などからの借り入れが難しい場合があります。

さらに、2020年に始まったコロナ禍では、IPO(新規株式公開)の延期などもあり、株式市場が一時不安定な状態になりました。株式発行による資金調達も景気や経済動向によっては必ずしも有効な手段とはいえないケースもあります。

企業にとっては、自社の置かれている立場や目的などにあった資金調達の方法を選ぶことが肝要といえます。

課題 資金調達の3分類

それでは上記で挙げた3つの資金調達手法について、詳細を解説します。

●アセットファイナンス

会社が持つ資産を売って現金化することです。

低コストかつスピーディに現金を得られる半面、そもそも資産がなければ活用できない手法です。また買い手がつくような信用力のある資産でなければ、思うように資金調達ができないケースもあります。

●デッドファイナンス

負債を増やして資金調達することです。

具体的には銀行からの借り入れや、債券の発行などです。借入先には銀行の他に公的機関や自治体、知人や家族など選択肢が豊富です。

また借り入れは会計上、損金に該当するので節税効果も得られます。一方で、利息がかかる点はデメリットです。

●エクイティファイナンス

株式の発行によって資金調達をする方法です。

またベンチャーキャピタルから出資してもらう方法もあります。融資と違い、返済義務はありません。

調達資金は自己資金に組み込まれるので、財務基盤の強化にもつながります。デメリットは出資者に経営権を握られる可能性がある点と、配当金の負担などです。

解決 具体的な12の資金調達手法とは

アセットファイナンス、デットファイナンス、エクイティファイナンスの3つは、さらに12個に細分化できます。ここでは12個の資金調達手法について解説していきます。

【アセットファイナンス】

①ファクタリング
売掛債権を売却することです。手数料がかかるものの、信用力の高い取引先であれば比較的容易に売却することができます。

【デッドファイナンス】

②銀行融資
一定の審査を通過した上で融資が受けられます。融資額、返済期間、利息は借り手の業績や将来性、信用力などによって決められます。

③日本政策金融公庫からの融資
中小企業や個人事業主が活用できる制度です。低金利で融資が受けられるものの審査期間が長いなどのデメリットもあります。

④地方自治体の制度融資
自治体の紹介の元、金融機関から融資を受けられる制度です。低金利ですが、審査期間が長い点や融資額が小さい点などがデメリットです。

⑤ビジネスローン
銀行や消費者金融が提供するサービスです。審査は厳しくないものの、その分金利は高い傾向にあります。

⑥手形割引
商業手形を銀行が買い取ることで資金調達を行う手法です。手形の不渡り時には銀行から買い戻さなければなりません。

⑦私募債
社債を発行して投資家から資金を得る方法です。利息の支払いと返済義務があります。ある程度の信用力が求められます。

⑧家族などからの借り入れ
家族、知人など、ごく親しい人からお金を借りるのも資金調達の一種です。資金力のある人が回りにいれば利用しやすい利点がある一方で、返済ルールが曖昧であったり、権利や義務を定めていないと後々トラブルに発展するリスクもあります。

⑨ベンチャーキャピタル
返済義務のない融資を受けられます。さらにビジネス上のアドバイスやサポートも受けられるので資金面以外のバックアップも期待できます。ただし経営に関与される点はデメリットとなり得ます。

⑩エンジェル投資家
エンジェル投資家とは、将来性のある起業家に私財を投じて資金を援助してくれる投資家です。経営面でのサポートも期待できますが、事業方針などに深く立ち入ってくる投資家もいるので見極めが必要です。

【エクイティファイナンス】

⑪クラウドファンディング
インターネットサービスを使って投資家を募るものです。少額の資金を広く募ることができます。一方でプロジェクト内容によっては事前の計画通り資金が調達できない場合もあります。

⑫助成金・補助金
国や自治体による企業への支援策です。返済義務がないものや低金利で借りられるものなど制度によってさまざまな種類があります。自治体によっては実施していなかったり、利用要件が厳しいものなどもあります。

結論 目的やビジネスモデルによって使い分ける

ここまで解説してきたとおり、資金調達の手法は大きく3種類に分けられ、全部で12の手法があります。

起業したり、事業拡大するときには多額の資金が必要になりますが、その全てを自己資金でまかなう必要はありません。むしろ、外部からの資金調達によって、より大きな事業を営むことで売上・利益を拡大できます。

また企業によっては、給与や賃料など短期的な借り入れが必要な場合や、プロジェクト資金の調達を小さく素早く行いたいと考えている人もいるかもしれません。長期なのか短期なのか、金額の大きさはどうなのか、目的やビジネスモデルによって最適な資金調達の方法を選択する必要があります。

ここで紹介した12の手法から、特徴やメリット・デメリットを比較した上で、自社の資金調達計画の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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